京大理系数学'09年甲[1]検討

[1](解答はこちら) 2009年の甲問題の[1]2007年と同様に、関連のない問1,問2の実質2問になっています。2問になっている分だけ深みのない問題ですが、ここでつまづくようだと大けがになります。問1が空間ベクトル、問2が確率の基本問題ですが、どちらも基礎力のしっかりした受験生でないと正解できません。
来年以降もこうした出題が続くのか予測はできません。どういう出題であっても冷静に対応できるようにしておくべきです。乙問題に比べればラクな甲問題ですが、きちんと正解しようと思うと、全分野にわたる標準的な解法の知識、それなりの計算技術、論理構成力が必要で、決して気を抜くことなく高度な学習に意欲的に取り組んで頂きたいと思います。
本問で言うなら、問
1の空間ベクトルは、あまり見かけないタイプの問題で、空間ベクトルを苦手分野として残してしまうような勉強をしていると不覚をとります。直線のベクトル方程式を持ち出すまでもありませんが、教科書に掲載されている事項についてはもれなく学習するように心がけましょう。問2の確率は、試験会場でも、の場合を別に調べておいて、最終結果でを代入して確認するくらいのことはやってください。確率ではほんのちょっとしたケアレス・ミスが得点的に大きく響くことがあります。


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