東工大数学
'07
年
前期
[4]
検討
[4]
(
解答は
こちら
)
(1)
は
2
曲線が接する条件:
y
座標同士が等しい、接線の傾きが等しい、を、考えるだけのことで、ゴタゴタしますが一本道の問題です。
(2)
の面積は、大変そうに見えますが、計算そのものは大したことはありません。面積を計算する図形が中途半端なところで切れているので、極限を求めるときに、はさみうちで味付けすれば、最終結果は汚い式ですが、容易に解答にたどりつけます。
この問題が、
‘07
年の
4
題の中では、最も差のついた問題だと私は思います。差のついたところは、検算をしっかりしたか、
(2)
の中途半端な部分をはさみうちできちんと処理しているか、の、
2
点だと思われます。誰でも計算ミスをします。中途半端なところは、何とか適当にごまかしたくなります。そこを手抜きをせずにきちんと仕上げたかどうかで
'07
年は大差がついたのではないでしょうか。
細かいことですが、指数に
という形が出てきます。このまま書いていると、書いている自分自身が見間違い易くなります。
などと置き直して、最終結果のところで入れ戻す、くらいの心がけをしてもらうと、計算ミスを防ぐことができると思います。こうした細かい計算の工夫は、日常から、自分のクセに合わせてよく考えておいてください。そうした心がけが、将来、社会の第一線で活躍するようになったときに生きてくるはずです。
[ 広告用スペース ]
TOP
に戻る
苦学楽学塾
考察のぺージ
[ 広告用スペース ]
各問題の著作権は出題大学に属します。
©
2005-2023
(有)りるらる
苦学楽学塾
随時入会受付中!
理系大学受験ネット塾
苦学楽学塾
(ご案内は
こちら
)ご入会は、
まず、
こちらまでメール
をお送りください。